子供の頃の夢を現実にした漫画は読みたくありませんか?
カウンタックとは
『カウンタック』は、梅澤春人さんによる2004年〜2012年まで『週刊ヤングジャンプ』に連載された作品。
2012年9月時点でコミックス累計発行部数は400万部を突破した大ヒット漫画だ。
漫画のタイトルは主人公の空山舜が手に入れたマシン、「ランボルギーニ•カウンタック」からきている。
主人公の空山舜が子供の頃の夢だったランボルギーニ•カウンタックを手に入れ、
今までのショボい人生と決別しカウンタックを通じて様々な人との交流やバトルを描く。
劇中にはランボルギーニやフェラーリ、コルベットを始め、数々のスーパーカーが登場する。
物語
カネなし女ナシのサラリーマン空山舜。
彼女にフラれてやけ酒をあおっていたある日、実家から一通の手紙が転送されてきていた。
それは舜が小学生のとき、25年後の自分宛てに書いた手紙だった。
「25年後の自分は社長になってランボルギーニ・カウンタックを買っている」と書かれたハガキと、
カウンタックLP400のスーパーカーカードが封入されていた。
それを見た舜は奮起し、25年前の夢をかなえるべくLP400を買うことを決意する。
そして数日後、
インターネットでカウンタックの情報を集めていた舜は、ワンオーナーのLP400を譲りたいというページを見つけた。
そのページに書かれていた条件は、「カウンタックを欲しい理由を書いてメールで送ってほしい」というもの。
半信半疑ながら、舜はLP400に対する「想い」と「夢」を書いて送信。
「条件が合わない場合は返信が無い」とされていたが、わずか1時間後、舜のもとへメールが返信されたのだった。
待ち合わせ場所に現れたのは、ロールス•ロイス•ファントムに乗った若い女性。
彼女に導かれるままに大富豪・浦島龍童の元に案内された舜は、新車同様のオーラを放つLP400に出会う・・・
この漫画の見どころ
当時スーパーカーブームといわれた時代に人気を誇った車が一堂に集結したような漫画だ。
またそのスーパーカーの知られざる制作秘話や製作者達の想いもこの作品は詳しく説明しており、
普段知らなかった豆知識を得ることができるだろう。
それゆえに以降の世界のスーパーカーへのイメージが変わるに違いない。
またバトルシーンも見どころの一つだ。
例を出すならアメリカでのレース種目のゼロヨンでバトルをするシーンがあったり、
カウンタックの限界にチャレンジする時速300kチャレンジなど他のカーアクション漫画では見られないような
バトルを行なっていく物語は読者も手に汗握ること間違いなしだと筆者は思う。
この漫画を勧めるきっかけ
この漫画の見どころはただサラリーマンとして生きていた空山舜がランボルギーニ・カウンタックを手に入れたことで、
カウンタックの持つスーパーカーのオーラなのか、それともランボルギーニが惹きつける魔力なのか、
スーパーカーに魅入られたオーナーやそれにまつわる出来事に空山舜が巻き込まれてく物語は必見です。
ランボルギーニを手に入れることは一般のサラリーマンにはとても難しい。
しかしそれを成し遂げて子供の頃の夢を現実にしたからこそ開けた新たな世界がこの物語となります。
この作品を読んだ時読者も自分の夢はなんだっただろうと振り返るきっかけになるでしょう。
そしてもしかしたら忘れていた夢を思い出し、
明日も頑張ろうと前向きになれるきっかけになる作品ではないかと筆者は思うのでこの作品をお勧めしたいと思います。
まとめ
コミックス累計発行部数は400万部を突破したこの作品は、
今も読者の夢と心を離さない作品だと筆者は思っている。
25年越しの夢を叶えた男の物語をあなたも手に取ってみてはいかがだろうか
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