今日のオススメ!「MFゴースト」

行動最速伝説が再び動き始める!!

MFゴーストとは?

MFゴースト』(エムエフゴースト) は、「公道レース」をテーマにした、しげの秀一先生によるレースアクション漫画。

過去に連載していた『頭文字D』の近未来の世界観という設定で、実在する公道でのレースを題材としており、

2024年6月時点で累計部数は500万部を突破している。

物語

202X年、化石燃料を動力源とする自動車は世界中で生産中止となり、

それに代わって自動運転システムを搭載した電気自動車や燃料電池自動車が普及していた。

そんななか、今や絶滅危惧種ともいえる内燃機関を搭載したスポーツカーを用い、

公道をクローズドコースとして行われるカーレース「MFG」が日本で開催され、世界の多くの人々を熱狂させていた。

そのMFGに参戦するため、英国の名門レーシングスクール「RDRS」を歴代トップの成績で卒業した19歳の天才ドライバー、

カナタ・リヴィントンが来日してくる。

2年前にイギリス人の母を亡くしたカナタは行方不明になっている日本人の実父・片桐健を探すという目的のため、

MFGへの参戦をしていく。

超高級スーパーカーが上位ランクに名を連ねるなか、

スペックが圧倒的に不利と言われた赤いトヨタ・86で出走するカナタ。

圧倒的なテクニックを発揮しそれらと互角の戦いを繰り広げていく。

その姿は「赤い弾丸」のようだった。

この漫画の見どころ

この漫画は設定が面白い点と若手ルーキーが魅力的な点そして主人公があの藤原拓海譲りの技術と面白い才能を持っている点が見どころでしょう。

「頭文字D」のその後の世界線で、レースがどう発展しているのか、主人公含めどういった戦術で走っているのか、胸を熱くさせる作品だ。

だが決して「頭文字D」を知らなければ読めない作品ではなく、「MFゴースト」という作品単体で楽しめる漫画です。
現代の世界で数多くのスーパーカーに非力なマシンを駆る天才ドライバーが、公道でバトルを繰り広げるという「頭文字D」を知っていれば

思い出深い所であり「MFゴースト」のみであれば天才ドライバーの熱いバトルに胸が躍るだろう。

筆者が「MFゴースト」を勧める理由

正直な感想として「頭文字D」が好きな読者には賛否両論のある作品ではあると感じている。

「MFゴースト」という単体で見ればとても面白いが、「頭文字D」のその後というストーリーにあたるため後日談や

のちの途上人物としてキャラクターが途上する。

主に名前だけ登場や解説だけの登場となるが現役を退いて歳を重ねたキャラクター達に少し残念に思う人もいるかもしれない。
キャラクター等のイニシャルDの面々と
また今回のレースが峠のバトルでなく市街地を走る公式レースになってしまっているため、

レースの描写がとても長くゆっくり順位争いが変動していきます。

そのため以前のような1対1の数話でバトルが完結するような形ではないため、

過去作のファンからは賛否の声があると思います。

しかし「MFゴースト」という作品単体で見た時にこれらの見方は大きく変わります。

非力な車でいかに名車達と戦いを繰り広げるか、かつてのプロの走り屋達による解説、

まるで海外の市街地レースを見ているかのようなレースシーンの数々。

あくまで公道公式レースとしての戦いとしてみればこれほど面白い漫画はないと思う。

昨今アニメも制作され自動車離れも加速している今だからこそ読んでほしいそんな作品だと私は思う。

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